性格に悩む人の性格を診断します
もう性格のこと、人生のことで悩む必要はありません。『性格』が何かわかれば悩むことが解消されます。
『性格の悩み』に正しい対処をすれば、今まで悩んでいたことが不思議なくらいに無くなります。
人間は動物の中で一番偉いので、万物の霊長といわれております。これは偉いなんてものではなく、他の動物を大きく引き離してナンバーワンなのです。
また人間は全世界に62億人生きておりますが、一人として同じ人がいません。皆ひとりひとり違う人間です。ということはその人にしかできない素晴らしい何かを持っているはずなのです。
動物の中で人間だけが悩むことをします。それが人間らしいところでもあるのです。反対に感激したり、感動したり、喜びを感じたりすることも人間にしか与えられていない特権です。この素晴らしい人生を悩んで過ごすのはもったいないです。
今日このときから夢と希望をもって出発しましょう。あなたにはあなたにしかできないことがあります。あなただけが持っている素晴らしいものがあります。
動物の中で一番素晴らしいのは人間ですが、その人間も生まれつき素晴らしい能力があるわけではありません。むしろ他の動物よりも時間をかけないと能力は開花しないのです。普通の動物は1年以内に大人になります。そしてほとんどが自立を始めます。
それに対して人間が大人になるのに20年かかります。昔は15歳で成人といわれておりました。しかしそこが大人のターニングポイントではありません。どちらかというと、やっと大人のスタートを切ることができたところです。
誰でも性格の問題を解決することができる
あなたのことを私は理解することができます。
あなたは性格のことで悩んでいるのですか?
それとも対人関係で悩んでいるのですか?
そのどちらにしてもあなたの性格を変えることはできません。
しかし、性格の悩みを解決することはできます。誰でも性格の問題を解決することができるのです。
まず性格とは何かを知ることです。性格のことで悩む人もそうでない人も、性格のことを知らない人が多いです。学校の先生でも知りません。まして占い師などに相談することは解決になりません。話し相手を探しているなら占い師でも十分ですが・・・。
特に日本では西欧諸国に比べて、心理カウンセリングの分野がはるかに遅れています。また心理学と心理カウンセリングは違うものです。
性格のことで悩みを持っている人は多いです。『性格・悩み』をYahooで検索すると2730万ページがヒットします。そして2010年4月だけでも性格診断で検索された回数は45,530回にもなります。それだけ関心が高いといえるでしょう。
私自身もさわやかな人やいつも笑顔を絶やさない元気な人を見ると、その人のような性格になりたいと思ったことがありました。そう思ってみたところで変えることなどできません。自分が希望することと実際の行動は違うのです。性格を変えることは無理なのかと悩んだこともありました。
また自分が考えている自分のイメージと他人から見た自分のイメージのギャップに驚くことがありました。自分はやさしい人間だと思っているのに、他人から怖い人と言われて傷つくこともありました。
私はどちらかというと、性格、自己啓発、向上心という言葉に関心が高いほうでした。それでたくさんの本を読みました。人付き合いで学ぶというよりも書籍で学ぶタイプであったようです。
また営業という職業柄で様々なお客様と話す機会がありました。仕事上でいろいろな考え方の人と接することは良い経験になりました。一人として同じ人間はいないということです。
経験と思慮を重ねる中で『エニアグラム』というものに出会いました。このエニアグラムが私の悩みを解決する突破口になったのです。
エニアグラム関連の書籍は一般書店で十数冊発売されていますので、簡単に購入することができます。ご自信で勉強されることが一番です。しかし注意してください。発売されているエニアグラムの書籍はすべて読みましたが内容が違うのです。
エニアグラム研究は100年以上の歴史があります。学問としてはメジャーではありませんので、ごく少数の人たちが研究していたのです。それが途中で枝分かれしていくつかの流れになったのです。だから、すべて同じではありません。私はその中で一番理論がしっかりしている、『ドンリチャード・リソ』の書物を基本にしています。このドンリチャード・リソの訳書だけでも3冊あります。
あなたが勉強するときは、鈴木秀子さんのエニアグラムの本から読むことをお勧めします。
2千年前から存在するエニアグラムとは
これから私がかいつまんで説明します。原点となるエニアグラムは2千年くらい前に、今のアフガニスタンの地域で使われていたことが確認されています。それから近代になるまでは宗教の秘儀としてリーダーにのみ伝えられてきたのです。それが古代エニアグラムです。それは未完成のものですから、あくまでも原型のモデルです。
その古代エニアグラムを心理学者のグルジェフが取り上げ、心理学のひとつとして弟子たちに教えました。当時は心理学として画期的なものでした。そこから心理学としてのエニアグラムが発展したのです。古代のものと現代の心理学エニアグラムは完成度からしてまったく別のものといっても良いでしょう。
その後はアメリカで社会に受け入れられ広く知られることとなりました。実際にエニアグラムは、アメリカの研究機関で10万人以上の性格を研究して、誰もが間違いなく9つの性格パターンのどれかになることは実証済みです。また9つの性格が平均していることも確認されました。そして民間企業でも有益性を認めて、GMやソニーなどの大企業をはじめ多くの企業で人材育成に利用しています。
人の性格は小さいときに決まります。そうですね3歳くらいから5歳までの間と考えていいでしょう。いったん性格が形成されると死ぬまで変わりません。性格で悩んでいる人にとっては悲観的に聞こえるかもしれません。でも安心してください。どんな人でも性格には短所と長所を持ち合わせています。短所は目立たなくすることができます。そして長所を伸ばすこともできるのです。
あなたは性格の長所に気が付いていますか? 誰でも素晴らしい性格の特性を持っているのですが、気が付いていない人のほうが多いのです。特に悩んでいる人は短所ばかりに気が付きます。
ちょっと難しいですが性格というのは自分という本質と外の世界との間のフィルターなのです。性格は本当の自分自身ではありません。他人から見ればちょうど仮面を被っているようなものです。人は誰でも本物の素顔を出して生きていけないように出来ています。
人間の本質はすごく傷つきやすいのです。繊細で影響を受けやすいのです。そこで性格というフィルターで守っているのですが、それでもストレスを受け続けると傷つくのです。それ以上傷つかないように性格のフィルターを厚くするのです。そうなると本質も性格の影響を受け始めます。短所が色濃く出るようになってくるのです。そうすると本質が性格と一致しようとするのです。本質と性格が同一化すると性格の短所に支配されます。そうなると自由に生きることができなくなってしまうのです。
自分の性格に本来備わっている長所を理解することで、自分らしい長所を伸ばすことが出来ます。反対に短所(自動的に反応してしまうトラウマ)を理解することで、影響を少なくすることが出来ます。その訓練を続けていけば素晴らしい自分を発揮することができるのです。
性格そのものを変えることはできません。性格を理解すれば変える必要のないことがわかります。そのままの性格でいいのです。
あなたはあなたのままで素晴らしい存在です。
性格は人間の本質ではありません。あなたの人間の本質は性格ではありません。あなたの本質と外界との接点に性格があるのです。それに気が付くことです。
あなたは無理をすることもないし、他の人の真似をすることもありません。背伸びをしなくてもいいのです。あなたらしく生きることが一番素晴らしい生き方です。
性格のことがわかってもらえたと思います。その性格を心理学で研究して体系化しているのがエニアグラムです。
性格の説明をします。
一般的に性格とは、『良い性格』や『悪い性格』または『明るい性格』や『暗い性格』などということで使います。あるいはやさしい性格、おおらかな性格、激しい性格、きつい性格、いろいろありますね。これらの使い方が間違いとはいいませんが、本来の意味することとは少し違います。自我、個性、性格などの言葉が混同されているのです。
そして良い性格や悪い性格というものは存在しません。明るい性格も暗い性格もありません。それらは性格のひとつの側面を表現しているだけなのです。
三省堂の辞書には、
自我=〔哲〕 自分。自己。意識や行為をつかさどる主体としての私。人格や作用の中枢として、認識の根拠・道徳的行為や良心の座となる。(2)〔心〕(ア)自分自身に関する主体としての意識の総体。自我意識。(イ)精神分析で、イド・超自我とともに人格を構成する心的領域。イドと外界の現実や超自我との間で現実原則に従って調整をはかるもの。エゴ。
個性=個人・個物を他の人・物から区別しうるような、固有の特性。パーソナリティー。
性格=その人が生まれつきもっている感情や意志などの傾向。〔心〕その人特有の行動の仕方、ならびにそれを支える心理的な特性。特に感情的・意志的な側面をいうことが多い。キャラクター。
つまり自我と個性は、どちらかというと自分そのものです。性格は個人を表現するにはあいまいです。人間の考えかたや行動の特性や傾向性のことを指しています。個人に限定されていないことがわかります。つまり良く似た性格の人がいるということです。
この性格が何種類あるのかを研究したものを『エニアグラム』と言います。人間の性格が人の数だけあるとすればどうでしょうか。仮にそうであるとすれば、人と人はまったく理解しあえないことになります。考え方が違う人と理解し合うことは簡単ではないからです。それが人類全員違うなら、あまりにもややこしいことになってしまいます。
エニアグラムで解説する性格は9種類
この9つの性格は誰にでも備わっているものです。そうでなければ他人を理解することはできないのです。しかし人は9つの内のどれか一つを性格の基本にするようにできている。つまり考え方や行動の基になるのは一つの性格なのです。ここではすべて説明しきれませんので、これだけは理解してください。世の中には9種類のタイプの性格があるということです。
性格は何歳ころに形成されるのか
心理学では性格の形成は、生まれ持った遺伝子的な要素も関係しているといわれています。生まれつきの先天的要素と生まれた後の後天的要素が合わさって性格ができます。後天的な要素は育った環境です。親・兄弟・親族・近隣の人たちが自分とどのように関わったのかで決まります。そしておおよそ5〜6歳までに性格は形成されます。その後は一生性格は変わることがありません。
性格は変えることができないのか。
結論から言うと性格そのものは変わらないです。性格は変わらないといっても、がっかりすることはありません。性格にもレベルの段階があります。性格は変わらなくても、精神的に成長することで、性格の短所は目だ立たなくなり、長所は素晴らしい力を発揮するようになります
。実際にエニアグラムは、アメリカの研究機関で10万人以上の性格を研究して、誰もが間違いなく9つの性格パターンのどれかになることは実証済みです。そして民間企業でも有益性を認めて、GMやソニーなどの大企業をはじめ多くの企業で人材育成に利用しています。
ここで勘違いしないでほしいことは、エニアグラムは人間の性格を9つのグループにわけるためのものではありません。世の中には9種類の人間がいるという単純なものでないことを理解してください。生まれた環境も育った環境も違うのですから、まったく同じ人はいないのです。同じ性格タイプの人は同じように考える傾向があるということです。
チラシに役立つ書籍選書
仕事柄ですが、たくさんの本を読みます。営業、マーケティング、販促などのジャンルはほとんどすべて目を通しています。しかし、次々と新刊本は出版されていますが、中味はとても新しいとはいえません。
そのような本を読むのは、時間とお金の無駄です。
数百冊もある本の中から これだけ読めば十分という本だけをリストにしました。もちろんそれ以上読まれることがベターですが・・・・。
お勧めする本だけで、ほとんどの用は足りると考えています。宣伝文句に騙されないで本当に実践で役に立つ本だけを読みましょう。
新刊本はチェックして、良い本があれば定期的に更新しております。