誰でも出来るチラシキャッチコピーの練習法

誰でも出来るキャッチコピーの練習は紙と鉛筆で

■誰でも出来るキャッチコピーの練習

 コピーライターさん、ごめんなさい!!

 本日の内容を実践すれば、本当に誰でもキャッチコピーが書けるようにな  ります。

 誰でもキャッチコピーが書けるようになると私も困るのですが・・・・  但し条件があります。方法は説明しますが、本人の努力次第で成果は違い  ます。これは当り前ですね。

 私も練習した方法です。他にもっと良い方法があるかもしれません。最高  の方法かどうかはわかりません。

 前置きはこれくらいにして本題に入ります。

 まず最低必要な道具を用意してください。簡単な道具です。

 紙と鉛筆を用意してください。鉛筆は『それっぽい』という理由だけです。  シャープペンでもボールペンでも構いません。紙は便箋で無いほうがいい  です。線も何もない白い紙にしてください。

 便箋のように線があったほうが書きやすいかもしれません。しかし創造力  を高める訓練ですから、白い紙に自由に書いたほうがいいです。

 消しゴムは使わないでください。間違ったら二重線で消してください。

 とにもかくにも言葉をたくさん書くことに重点を置いてください。

 何について書くのか説明します。
 身の回りのものから始めましょう。守ってもらう条件は一つだけあります。  それは『自分で買ったもの』ということだけです。

 では何から始めますか。そうですね。手に持っているペンから初めても結  構です。時計でもいいです。財布でも、手帳でも何でもいいです。

 まずA4のコピー用紙に枠を書いてください。
 便箋がダメなのに枠を書くのは矛盾している?

 自分で線を書くことが重要です。

 おっと、言い忘れました。パソコンは厳禁です。

 手と指を使うことが重要なのです。脳の活性化につながります。パソコン  はダメですよ。

 まず枠を書きます。下手でも構いません。2行の7列の枠を作ります。上  の枠はタイトルを入れますので上下は2センチくらいで構いません。そし  て下の枠は紙の端のほうまで使ってください。

 次に上の行にタイトルを書き込んでください。名前、形、材質、色、好き  な所、嫌いな所です。

 題材がペンの場合について説明します。名前はシャープペンですね。次に  形ですが、細い長い棒状でも長さ20センチで直径1.5センチでもいい  です。大事なことは自分の言葉で自由に表現することです。

 それから、最初からうまく書こうとしないことです。

 文章を書く必要もありません。単語の羅列でもいいです。ともかく言葉を  たくさん書くことです。文章は自然に書けるようになります。

 続けて材質・色など書き込んでください。

 好きなところになると、どうしても文章の方が表現しやすいと思います。  私のペンは太めで握りやすく、長時間書いていても指が痛くならないとこ  ろが好きです。

 嫌いなところ。太いので持ち運びがかさ張る。内ポケットに入れると服が  膨らむので見た目が悪い。

 このように書いていくのです。自分の持ち物でも文字にする作業のために  観察すると、意外にも気が付かなかったことがあると思います。頭の体操  だと思って鞄や財布、手帳など書いてみてください。

 書くことに慣れてきたら次の段階に移ります。今度は何も知らない人に説  明するように書いてください。シャープペンを見たことが無い人に対して  説明してみてください。鉛筆は知っていることにします。

 今から40年くらい前は鉛筆しかありませんでした。これは私の記憶なの  で間違っていたらすみません。

 鉛筆は知っているけれどシャープペンを知らない。その条件でシャープペ  ンの特徴を説明する場合は、鉛筆との比較を表現するとわかりやすいです  ね。

 芯を削る必要がない鉛筆とか常に同じ太さの文字が書ける鉛筆。あまり詳  しく書くと練習になりませんので、これくらいにしておきます。ともかく  色々なもので練習してください。

 書くことに慣れてきたら、電車に乗っているときに見えるものを言葉にし  て練習することもできます。普通の仕事をしている人は話すことより、つ  つまりアウトプットするより、インプットが圧倒的に多い。新聞、テレビ、  読書など情報を入れることは多いでしょう。ビジネスマンだと当然です。

 ところがアウトプットは少ないのです。だから文章作成が苦手になってい  るのです。しかし練習すれば誰でも自由に書けるようになるのです