チラシの作り方 写真の効果的な使い方

写真の効果的な使い方

■チラシに使う写真とは

今回のテーマはチラシの写真についてです。

まず最初に考えるべきことは、チラシには写真があったほうが良いのか、 なくても良いのかということです。ここからスタートします。

よくやってしまう間違いは、深く考えないで写真を使ってしまうことなの です。最初から写真が3枚あるのです。せっかくきれいな写真があるから 使うのは当り前のようにしてしまうことです。これは間違いです。

写真が3枚ある、文章も使いまわししている、キャッチコピーを入れて適 当にかっこよくレイアウトしてチラシを作る。楽で良いですね。しかしこ れは売れないチラシのパターンです。

商品写真と説明文を並べるだけで売れないことはよくご存知ですね。でも 実際はそのようなチラシを作っていませんか?よく考えてみましょう。

チラシを作るときは、ターゲット・商圏・季節・時代背景・競合先などを 条件にして販売企画を立てましょう。

そして商品のアピールする内容とターゲットにあわせて企画しましょう。 そうすれば本当に写真が必要なのか不必要なのかはっきりします。

つまり良く考えて写真を使いましょう、ということです。

次に写真撮影についてお話しします。最近はデジタルカメラを持つ人が増 えてきました。自分で撮影してプリンターで印刷もできます。それが非常 に美しいのです。多少色が悪くても写真補正ソフトのお陰できれいに修正 もできるのですから驚きです。

このデジタルカメラには落とし穴があるのです。それは安価なプリンター を使って印刷するときれいに見える写真でも、チラシの印刷に使うときれ いに出ないことが多いのです。

なぜそうなるのかというと、プリンターのデータとチラシ印刷のデータが 根本的に違うからです。チラシ印刷のデータは濃密なデータが必要になっ ています。だからプリンターできれいでもチラシでは画像が悪くなるので す。

撮影に関して注意する点があります。それは光の量です。今のカメラは性 能が良いので多少の明るさの違いがあっても、見た目が同じような感じで 仕上がるようにできます。だから一緒だと思ってしまうのです。これが間 違いのもとです。

写真は明るさが大事です。光が十分にあるところで撮影した写真は加工が しやすいのです。一番良いのは太陽の光です。プリントしたときに自然な 色が再現されます。また色を多少デジタル処理で変えても大丈夫です。

室内撮影のときは普通ストロボを使います。しかしそれでは変に光った部 分ができてしまいます。室内の撮影は非常に難しいのです。

多少でも予算があるならプロカメラマンに撮影を依頼しましょう。

話は変わりますが、腕の良いデザイナーは写真の使い方がうまいです。

写真が少ない場合にチラシデザインは難しくなるのです。写真を適当に並 べているだけでデザインと思っている発注者に問題があります。

デザイナーとの交渉の中でお話しすればわかると思います。試しに写真な しでデザインさせてみてください。デザイナーの実力が本当にわかります。

チラシに役立つ書籍選書
仕事柄ですが、たくさんの本を読みます。営業、マーケティング、販促などのジャンルはほとんどすべて目を通しています。しかし、次々と新刊本は出版されていますが、中味はとても新しいとはいえません。 そのような本を読むのは、時間とお金の無駄です。 数百冊もある本の中から これだけ読めば十分という本だけをリストにしました。もちろんそれ以上読まれることがベターですが・・・・。  お勧めする本だけで、ほとんどの用は足りると考えています。宣伝文句に騙されないで本当に実践で役に立つ本だけを読みましょう。  新刊本はチェックして、良い本があれば定期的に更新しております。

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