リフォームチラシの作り方

リフォームチラシの作り方 第3回

■リフォームチラシの作り方

チラシを作るときは、1回で完璧なものを作ろうとしてはいけません。そ れよりもアイデアを試しながら修正していくほうが良いです。

完璧なものと思っても、作り手と見るほうの感性が違いますから、あまり こだわっても成果には関係ないです。

チラシは芸術作品とは違いますので、長年楽しむものでもありません。目 的はお客様を誘導することです。

リフォームは高額商品ですから、チラシで購入を決める人は非常に少ない と考えられます。

チラシを見る

電話をする

アクション(見積もり、見学、相談など)

決定

このような流れです。

最初の『電話をする』までの間が重要です。電話をしたいと思わせる動機 をチラシで見せることが成功するかどうかです。

電話をする動機には何があるかというと、

『損をしたくない』『得をしたい』

この2つだけです。

この2つをチラシの読み手に伝えられるかどうかで決まります。

チラシは商品をすべて伝えられる機能がありません。選択できる商品をす べて掲載できませんし、見積もり価格も設定できません。工事の進め方や 社員の仕事ぶり、今までの実績なども載せるスペースがありません。

それらを中途半端に載せると誤解されるかもしれません。これらの伝えた い情報を少しづつ掲載しても伝わりません。

チラシは電話をするというアクションを起こさせることが目的ですから、 それに重点を置くべきなのです。

その方法は、『特典』です。なんだそんなことと思われるかもしれません が、その特典が何であるかです。その特典をいろいろ変えて試してみるの です。それがチラシの原則です。

特典で適しているのは『小冊子』です。お客様にとって高額の出費になり ますので間違いは許されません。間違いの無いように発注先を決めたいの です。それが一番の願いでしょう。

そこで小冊子のタイトルは、
『失敗しないリフォーム業者の選び方』
『リフォームの落とし穴に落ちないための7か条』
『失敗しないリフォーム会社の5つのチェックポイント』
このタイトルは参考ですから、もっと気を引くようなタイトルはあなたの 経験したことで考えてください。小冊子の作り方は別の機会にします。

このような小冊子を作成します。それをプレゼントするわけです。小冊子 はページ数が多いので、伝えたいことをたくさん入れることができます。

この企画で間違えてはいけないことがあります。それは小冊子は郵送する ということを明確にすることです。

小冊子を依頼すると営業が家に来るのではないか、普通なら考えてしまい ます。それはいやですからね。セールスマンが好きな人はいないですから。

チラシの片面は小冊子の案内だけでもいいです。 『小冊子完成しました。』特別に50名の方に無料プレゼントします。 小冊子の中味はこれこれ・・・とこんな感じです。写真は必ず撮ってくだ さい。

小冊子に合わせてターゲットも絞り込みます。マンションリフォームの人 が対象なら、『マンションキッチンリフォーム特集』と打ち出しのです。

40代のリビングリフォーム特集にすると、その年代の人は興味を持ちま す。その場合に50代の人は見ないということにはなりません。50過ぎ の人は必ず見ます。これから40代になる人も見るのです。

なぜなら専門性のありものに興味を持つからです。リフォームというだけ なら何も感じない人でも、40代という言葉は40代の人に訴える力があ ります。これはリフォームを予定していない人でも、同世代について関心 を示すことからくるのです。

チラシは顧客を作ることが目的ですが、会社の認知度を上げることも大事 です。誰も知らない会社よりも良く知っている会社に信頼をおきます。

単語で注目されるのは、『バリアフリー』『アトピー』です。リフォーム にも関連する言葉ですから組み合わせて使うこともいいでしょう。

片面で興味を引くような専門性の高いリフォーム事例を紹介する。そして 反対面で小冊子の案内をする。これが基本です。

リフォームを何回も経験しているお客様は少ないのですから、できるだけ 情報提供してあげるのです。情報発信している会社には人と情報が集まり ます。当然としてお客様も集まります。

 はとの理論

 公園に行くとはとがいます。鳥にはとのことです。このはとにえさをやる
 と、それを見ていたはとがたくさん寄って来ます。

 このはとを捕まえようとしても逃げます。ある一定の距離を保って離れて
 いきます。それ以上近くづくと飛び去っていきます。

 また餌をまくとはとがやってきます。何回でも餌に寄って来ます。はとに
 とって餌は魅力的なのです。

 このはとですが、餌を手に持ってそのまま待っていると手元まで寄って来
 るのです。簡単に捕まえられます。

 餌を蒔いて寄って来るはとを見ても、慌ててはいけません。じっくりと
 待っていればいいのです。向こうから近づいて来るまで待つのです。

 販売することも同じです。目の前のお客様がいると売ろうとする気持ちが
 強く出てしまい失敗するのです。売ろうとする気持ちはお客様のためでは
 ありません。こちらの都合です。

 それでは商売がうまくいかないのです。

			

チラシに役立つ書籍選書
仕事柄ですが、たくさんの本を読みます。営業、マーケティング、販促などのジャンルはほとんどすべて目を通しています。しかし、次々と新刊本は出版されていますが、中味はとても新しいとはいえません。 そのような本を読むのは、時間とお金の無駄です。 数百冊もある本の中から これだけ読めば十分という本だけをリストにしました。もちろんそれ以上読まれることがベターですが・・・・。  お勧めする本だけで、ほとんどの用は足りると考えています。宣伝文句に騙されないで本当に実践で役に立つ本だけを読みましょう。  新刊本はチェックして、良い本があれば定期的に更新しております。

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