チラシ印刷業者はどこをみて選ぶのか

チラシの配布方法

デザインの作り方が重要
デザインは大きく分けて外部制作と内部制作に分けられる。内部制作とは言葉通り内部で自作する方法です。それは手書きしたものを利用するもの、ワープロで作成するもの、デザインソフトで作るものがあります。最近はパソコンの普及と使いやすいソフトの販売で、自作しやすくなっています。これも一つの方法として検討できます。

外部制作は専門業者を使う方法です。業者の種類は広告代理店・企画会社・デザイン会社・印刷会社があります。この中で余程の大手企業は別として、デザイン会社以外はデザイナーを雇っていません。つまりデザイン会社以外にチラシの注文を出しても、結局はデザイン会社に2次発注されるのです。デザインと印刷を同じ会社に頼む方が便利ですが、少しでも安くするには分けた方がいいです。ただし小さい都市ではデザイン会社が少ないので不便になることがあります。各地域の事情で判断してください。

またデザイン会社といっても得意・不得意がありますので、発注する前にチラシの実績を見るのが良いです。実際に制作したものを見せてもらいましょう。それを見て気に入ってから注文すべきです。デザインは好き嫌いがありますので、自分に合わないと感じたら他を探しましょう。そうでないと何回もデザインをやり直して、結局満足しないことになってしまいます。

 デザイナーと打ち合わせするときの注意
デザイナーの仕事は、与えられた文字原稿と写真原稿を見やすく整理して紙面に並べることです。そして内容の強弱を表すために色を付けることだけです。デザイナーに頼むと全部やってくれると思っている人がいます。そういう人は打ち合わせのときに、デザイナーから「言いたいことをまとめてほしい」と指摘されてとまどうことになります。

チラシの制作を全部やってもらうには、まずプランナーと打ち合わせをします。その場合はプランナーが取材してくれますので、おまかせでいいのです。その後、プランナーがコピーライター・デザイナーと打ち合わせして進めていきます。コピーライターが文章をまとめて、デザイナーがデザインを担当します。ふんだんに予算がある人はこの方法が一番楽です。しかしとても高くつきますので、小企業にはお勧めできません。ここではプランナーとコピーライターは自分でやるしかないのです。

ところで、プロのコピーライターのほうが良いと思われがちですが、商品のことをまるで知らない人に文章を書かせるよりも、よく知っている社長さんや社員のほうが伝わりやすい言葉で文章を書きます。だからチラシに限ってはプロのコピーライターは必要ないと思います。

印刷会社をどこにするかが鍵
印刷会社を選ぶ方法はチラシの色の数によって違います。1色で印刷する場合はどこの業者でもできます。印刷会社より、プリントショップのほうが安い場合があります。それは印刷会社は印刷機で印刷するのに対して、プリントショップは簡易印刷機で印刷するからです。プリントショップは料金表も用意しているので比較しやすいです。

2色からカラー印刷は印刷会社になるのですが、最低2社から見積もりを取りましょう。このときに「2社から見積もりをしています」と伝えましょう。何も言わないよりも安くなることが多いです。カラーチラシで10万枚以上の印刷をする場合は、カラーチラシ専門の輪転機を所有している印刷会社を探しましょう。普通のカラー印刷機で印刷することもできますが、金額にかなりの開きがあります。詳しく説明すると長くなりますので、ここのまとめとして次のように覚えておいてください。1色はプリントショップ、カラーは印刷会社、大量カラーは専門輪転機。

配布方法は新聞折り込みがベスト
チラシを配布する手段の一つに新聞折り込みがあります。これは新聞折り込み業者があって、各印刷会社から注文をもらっています。この新聞折り込み業者へ直接頼めば印刷会社の取り分だけ安くなります。そして新聞折り込み地域の範囲が広くない場合は、配送する手間もすくないので、新聞店へ直接注文を出せばもっと安くなります。その場合は新聞店1軒ごとに部数・折り込み地域・折り込み日を手配する手間がかかります。

新聞折り込みは何曜日がいいのか
平均の数字をとってみると、金・土・日が多くてその他は少な目といわれています。しかし給料日前後や連休前と連休後ではまったく変わります。私の経験では、チラシが多いときと少ないときで反応は変わりません。なぜかというとチラシを見る人はいつも見ているし、見ない人はいつも見ないからです。だからチラシが多いときが良いとか、少ないときが良いとかの言葉に惑わされないようにしましょう。内容が大事です。

ポスティングのほうがいいのか?
最近は新聞を取っていない家があるのでポスティングの方が良いという人がいます。特に若い一人住まいではその傾向が高いように思います。しかし新聞を読まないということは、文字が苦手な人が多いとも言えるのです。だからチラシを読まない確率も高いのです。あまり意味がないです。またポスティングのチラシが増えていますので、一般家庭のポストには毎日チラシが投げ込まれます。その中にはサラ金・アダルトなどいかがわしいチラシが多くあります。気をつけないと同類のように思われて信用がありません。配布方法よりもチラシの内容です。

よく見る駅前で手配りの効果は
ビジネス街の駅で配布されるチラシですが、配布業者を儲けさせるだけです。これは経営者が配布しているところを見に行くべきです。私が何も言わなくても次回から止めることになります。この配布手段は極めて限定的なことだけに有効です。それは近隣に飲食店を開店させたときだけです。地域で認知してもらうためには、街頭でチラシを配ることが必要です。それ以外は他の方法を使った方が賢明です。

チラシに役立つ書籍選書
仕事柄ですが、たくさんの本を読みます。営業、マーケティング、販促などのジャンルはほとんどすべて目を通しています。しかし、次々と新刊本は出版されていますが、中味はとても新しいとはいえません。 そのような本を読むのは、時間とお金の無駄です。 数百冊もある本の中から これだけ読めば十分という本だけをリストにしました。もちろんそれ以上読まれることがベターですが・・・・。  お勧めする本だけで、ほとんどの用は足りると考えています。宣伝文句に騙されないで本当に実践で役に立つ本だけを読みましょう。  新刊本はチェックして、良い本があれば定期的に更新しております。

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