集客チラシ講座 レイアウト

集客チラシ講座 第1回レイアウト

■集客チラシ講座 レイアウト

 今回からチラシの制作について解説を始めます。

 チラシを作る要素にはキャッチコピー、写真、商品説明、買ってもらうた
 めの文章、店名社名、地図、連絡先などがあります。

 これらの要素をどのように並べるかによって、チラシの出来栄えが変わり
 ます。見やすい、読みやすい、わかりやすいレイアウトをするための基本
 を解説していきます。

 白い何もない紙の上にレイアウトをどのようにしていくのか? チラシに
 はそれなりのルールがあります。

 まず最初に決めるのはキャッチコピーの位置です。

 これは簡単に決められます。チラシの上部に横組みで一行から二行にする
 パターンとチラシの右端に縦一行で入れるパターンの2種類です。この2
 種類が基本になります。

 基本以外にチラシの中央に横一行または縦一行という配置の仕方もありま
 すが、これは結構難しいので止めたほうが良いです。なぜ難しいかと言う
 とキャッチコピーを中央部分に配置すると写真と文章のまとめ方に苦労す
 るからです。

 人間の目線の動きから考えても左上から右にいくか、または右上から右下
 にいくかのどちらかです。それは教育に関係しているのです。

 学校の教科書を思い出してみてください。算数・理科は横組みです。その
 場合は左の上から右に文章が流れていきます。けっして中央から始まるこ
 とがありません。

 国語は右上から右下に文章が流れます。文庫本も新聞も同じです。週刊誌
 でも同じような組み方ですね。ここで忘れていけないことはチラシのよう
 に一枚物と書籍のようなページ物は少し違うということです。

 ページ物は必ず右から左に方向が限定されます。しかしチラシの場合は違
 うのです。キャッチコピーは左から右に、文章は右から左に流れても良い
 のです。

 右から左、左から右というまったく正反対の方向に要素が配置されるので
 す。それがチラシです。ただしルールがあります。それはチラシの面をい
 くつかのブロックに分けるということです。

 きっちりとしたブロックに分けることで混乱を防止しているのです。それ
 ができていないチラシは見た目が悪いです。そして内容の理解がされにく
 いことになります。したがってお客様に言いたいことが伝わらない。

 チラシのレイアウトというのは、チラシの要素をブロックに分けるという
 ことなのです。ですから一番シンプルな要素で、キャッチコピー、写真、
 商品説明、アピール、会社概要の5ブロックになります。

 このように考えていくとチラシのレイアウトは簡単にできます。あとはど
 の位置に何を入れるか、そしてどの要素にそれだけのスペースを使うかと
 いうことです。

			

チラシに役立つ書籍選書
仕事柄ですが、たくさんの本を読みます。営業、マーケティング、販促などのジャンルはほとんどすべて目を通しています。しかし、次々と新刊本は出版されていますが、中味はとても新しいとはいえません。 そのような本を読むのは、時間とお金の無駄です。 数百冊もある本の中から これだけ読めば十分という本だけをリストにしました。もちろんそれ以上読まれることがベターですが・・・・。  お勧めする本だけで、ほとんどの用は足りると考えています。宣伝文句に騙されないで本当に実践で役に立つ本だけを読みましょう。  新刊本はチェックして、良い本があれば定期的に更新しております。