チラシの作り方 人間の三大価値３
人間の三大価値 善
昔流行した言葉で『一日一善』があります。一日に１回は善いことをしよ
うという言葉です。
人間は本来は善人です。善いことと悪いことをしてどちらが気持ちいいか と言うと善いことのほうです。もし悪いことにほうが気持ちいいと答える 人がいれば、それは心の病気にかかっています。
誰でも善人であるから、善行を見ても、聞いても、気持ちいいのです。私 は毎日掃除をする会社を３社知っています。１社目はビルのメンテナンス をする会社です。社員全員で毎朝会社の中も会社の外も掃除をします。強 制的にやらされています。就業時間が始まる前です。社員の気持ちはわか りませんが、付近の会社や住民の評判は良いです。
２社目は食品の会社です。ここは社長が率先してトイレ掃除までやってい ます。社員に気持ちよく働いてもらおうと思って始めたそうです。社員に 強制は一切しません。だから手伝う社員と何もしない社員がいます。この 社長曰く、強制しては長続きしません。もちろん会社の評判は良いです。
３社目は金属加工の会社です。住宅街にある会社です。住宅と工場が隣接 しているので、住民に気を使って掃除をやっています。社員も協力して住 民とコミュニケーションをとっていました。業績が伸びて工場を拡大する ことになったとき、住民の許可が必要でした。周りの住民は普段から見て いたので、好意的に許可をしてくれたのです。
善行は自分に返ってくるのです。中でも掃除という善行が取り上げられる のは、汚いところをきれいにすることが気持ちいいことだからです。
日本一の斉藤ひとりさんが著作の中で言っています。感謝の心をを持つに は何をすればいいのか、それはトイレ掃除だそうです。トイレを掃除でき る人は感謝の気持ちが理解できる人です。
昔から、悪いことをした子の罰は、トイレ掃除と決まっていました。
今回の話しがチラシと関係あるの？と疑問の人もいると思います。それ があるのです。なぜなら、このような身近な善行の話しが載ったチラシは 読んでもらえます。そして企業名を良い印象で記憶してくれるでしょう。
そして本当に掃除を実行してください。会社の周辺から自社のファンを作 ることは大事なことです。朝から掃除をすると謙虚になります。１日が謙 虚に始まれば、お客様に対しても優しい気持ちで接することができます。
近所で良い評判になります。チラシは会社の宣伝をすることが役目ですか ら、掃除で会社の宣伝をしても良いのです。
そのときのコツですが、社名がわかるようにハッピか作業着を着ることで す。それを着ることで宣伝になります。また社名が入っていることで、社 員もいい加減に掃除ができないわけです。しかし、くれぐれも強制でやら せてはいけません。
社長は自ら率先して掃除してください。そして社員が掃除をする雰囲気を 作りましょう。