チラシ辞典 用紙
用紙の種類 | 上質紙、コート紙、アート紙、色上質紙など |
コート紙 | チラシに一番多く使用されている。カラー印刷適性に優れている。価格が安い。45sから135sまで7種類の厚みがある。新聞折込は73kgが一般的な厚みである。 |
マットコート紙 | コート紙のツヤの無い紙。価格は普通のコート紙とほとんど変わらない。 |
上質紙 | 事務用からカラー印刷まで幅広い用途に使われている。カラーの再現性はコート紙より劣る。その分コート紙に比べて安価である。あまりチラシには使われていない。 |
色上質紙 | 上質紙の製造工程で色素を混ぜて作った紙。紙自体が着色されている。1色のチラシに使用されることが多い。目を引くのでポスティングのチラシにも良く使われている。 |
アート紙 | コート紙の上級紙。カラー印刷の再現性に優れている。高級商品のパンフレット、カタログに使われている。チラシに使われることは非常に少ない。 |
マットアート紙 | アート紙のツヤの無い紙。 |
紙の厚み | 紙の厚みを90sというように重さで表現する。なぜかと言えば、紙は薄いので1枚の厚みを計ることが難しい。また、わずかの厚みの差で違いを表すことができない。そこで1,000枚の重量で違いを表すことになったのです。例えばコート紙で90sの紙は、788o×1091oの大きさの紙が1,000枚の重さをいいます。 |
紙の大きさ | 印刷用紙の大きさには、四六判(788o×1091o)、菊判(636o×939o)がある。
その他にB判、A判といったものがある。 |
再生紙 | 再生上質紙、再生コート紙、再生色上質紙がある。再生紙は通常紙と比較して高い。そのためにチラシに使うケースは少なくなっている。 |
印刷予備紙 | 印刷するときに、インキをなじませる為のテスト刷りが必要です。そのために印刷実数とは別に予備紙があります。通常は1色の印刷に対して100枚が使われます。印刷会社によっては最新の印刷機によって、半分以下の予備紙で実働していることもあります。 |
巻取り紙 | 大量印刷になると、印刷機も大型になります。そして印刷用紙もトイレットペーパーを巨大にしたような巻取り紙を使います。そのほうが印刷スピードが速くなるからです。幅は800mmから1200mmなど。長さは厚みによって違うが4000mから5000mである。 |