チラシ辞典 製版
製版 | 印刷のひとつの工程。デザインデータを印刷用のデータに変換する。写真を印刷データとして加工する。印刷版を作る。本番印刷の前に色を確認するための色校正。これらの技術・加工・サービスなどを総称して製版という。 |
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色校正 | カラープリンターでの校正と違って、本番と同じインキを使って印刷したものです。15年以上前はデジタルデザインがなかったのですが、そのときはカラーの印刷でも最初はモノクロで文字とレイアウトを確認していました。その後で色校正をして、色の確認と修正をしていたのです。現在では、最初からカラープリンターで出力しますので、カラー校正が当たり前のようになりました。 |
フィルム・印刷版 | 製版は2種類あります。ひとつはフィルムを作ることで、あと一つは印刷版を作ることです。製版フィルムは印刷版のもとになる版のことです。このフィルムは保管されて、同じ印刷物を印刷するときに何回も使われます。もう一つの印刷版は印刷ごとに使い捨てられますので、1回ごとに作られるものです。 |
CTP | 印刷版をフィルムなしでダイレクトに作る方式が主流になっています。CTPとはComputer to Plate(コンピューター・トゥ・プレート)の略した言葉です。コンピュータのデータから直接に版を作るという意味です。これにより製版フィルムが不要になったのでコストダウンしたのです。 |